
アロマのある暮らしを始めたい方、必読!ということで、前回は精油またはエッセンシャルオイルの表記のある精油を買いましょうという内容でした。
今回は、精油を選ぶにあたって確認してほしいポイント2つ目、学名を知ることについて書いています。
学名とは、カール・フォン・リンネが体系化した二名法に基づき、属名と種小名から構成されます。つまり種の世界共通の名前のことです。
例えばラベンダー。ラベンダーと言っても種類は様々。一般的なラベンダーは真正ラベンダーといい、学名はLavandula angustifolia (または Lavandula officinalis)です。
ですが学名がLavandula latifoliaも同じラベンダー。真正ラベンダー特別するため、スパイクラベンダーと言います。 このように通称名で呼ばれていても詳細を見ると違う植物の場合があります。日本語表記だけをみて買うのではなく、必ず学名を確認するようにしましょう。
学名を見て判断することが大事な理由は、種類によって注意しなければいけない対象者がいるためです。真正ラベンダー(Lavandula officinalis)はマタニティー、授乳期、ベビー、シニアも使える精油ですが、スパイクラベンダー(Lavandula latifolia)やラバンディン(Lavandula hybrida)(真正ラベンダーとスパイクラベンダーの交配種)は避けるべき精油とされています。同じラベンダー属ですが種小名が違うとこんな違いがあります。
種が違うと香りに含まれる成分量も違ってきます。当然香りも変わります。(厳密にいうと同じ種でも育つ場所や年、気候によって香りは変わります。)ラベンダーがちょっとニガテっていう方でも、学名違うラベンダーなら大丈夫ということもあるようです。面白いですよね。
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