精油が認知症高齢者の興奮行動に与える影響

更新日:2021年9月11日

認知症予防としてアロマが良いとTVなどで特集されるようになり、「アロマは健康にいい」ということは多くの方が知ることとなりました。ただ「どう良いのか」と言われると答えられない方が多いのではないでしょうか。


健康にいいと言っても、継続しなければ一時の心地よさでは意味がありません。精油を買ったはいいけど、3日坊主…、という方ほど知っていただきたい!きちっとした根拠をご自分で持っていると継続しやすくなるということで、ある実験をご紹介します。(AEAJ内のアロマサイエンス研究所のデータをご紹介しています。)


実験方法

対象:老人介護施設に入居中で、過去に興奮行動が見られた認知症の高齢者39名

精油:ラベンダー、メリッサ

対象:ひまわり油

方法:精油を2滴垂らしたシールを2週間毎日2時間、襟元に貼る。ラベンダー、メリッサ、ひまわり油を2週間ごとに実施。

評価項目:CMAI(コーエンマンスフィールド焦燥評価票)一定期間内の具体的な行動障害の出現頻度を介護者が評価。攻撃的行動、非攻撃的行動の2つのカテゴリーに分けて評価される。



ラベンダー精油をアロマシールで芳香した場合におり、認知症を発症している高齢者にはメリッサよりラベンダーの方が興奮行動の一部を低減する傾向が示唆された。


論文:Karen Watson, et al.(2019) A randomised controlled trial of Lavender (Lavandula Angustifolia) and Lemon Balm (Melissa Officinalis) essential oils for the treatment of agitated behaviour in older people with and without dementia. Complementary Therapies in Medicine 42 (2019) 366-373.


データ元:https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/new/vol34.php


ラベンダーはリラックスする香りとして有名で、夜寝る時に使われる方が多いかもしれません。実験結果からも神経の昂りや興奮を抑えるということは分かりますよね。


お子様の神経の昂りなども、ラベンダーを芳香浴として効果的に使うことができれば、抑えることができるかもしれませんね。

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