AEAJアロマテラピー検定1級範囲
原料植物:ジャーマンカモミール
科名:キク科
学名:Matricaria chamomilla
産地:イギリス、エジプト、ドイツ、ハンガリー
抽出部位:花
抽出方法:水蒸気蒸留法
特徴成分:カマズレン
備考:キクアレルギーの方は注意
《植物のストーリー》
ローマカミツレと似ていますが、ジャーマンカモミールは花びらが反り、中央の黄色の部分が盛り上がっているのが特徴。花には香りはありますが、葉にはありません。特徴成分のカマズレンはα-トコフェロールなどを凌ぐ高い抗炎症作用が認められており、ドイツのコミッションE(薬用植物の評価委員会)では治療を目的とした利用が認められている。
《香りの特徴》
精油は特徴的な青色(カマズレン)をしている。香りは青臭い独特な香りをしており、好みが別れやすい。大地のりんごという意味を持っており、ギリシャ語のkamai melonが由来となっている。また学名のMatricariaはラテン語で子宮という言葉からきており、古くから婦人科系の疾患に利用されていた。
《利用法》
部分トリートメント:消化不良や食欲不振に、胃のあたりに希釈オイルを塗り込む。
スキンケア:湿疹などの皮膚炎症に希釈オイルでケア(敏感肌にも使用可)
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