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精油プロフィール 〜ジャーマンカモミール〜

更新日:2021年9月2日

AEAJアロマテラピー検定1級範囲

原料植物:ジャーマンカモミール

科名:キク科

学名:Matricaria chamomilla

産地:イギリス、エジプト、ドイツ、ハンガリー

抽出部位:花

抽出方法:水蒸気蒸留法

特徴成分:カマズレン

備考:キクアレルギーの方は注意

《植物のストーリー》

ローマカミツレと似ていますが、ジャーマンカモミールは花びらが反り、中央の黄色の部分が盛り上がっているのが特徴。花には香りはありますが、葉にはありません。特徴成分のカマズレンはα-トコフェロールなどを凌ぐ高い抗炎症作用が認められており、ドイツのコミッションE(薬用植物の評価委員会)では治療を目的とした利用が認められている。

《香りの特徴》

精油は特徴的な青色(カマズレン)をしている。香りは青臭い独特な香りをしており、好みが別れやすい。大地のりんごという意味を持っており、ギリシャ語のkamai melonが由来となっている。また学名のMatricariaはラテン語で子宮という言葉からきており、古くから婦人科系の疾患に利用されていた。


《利用法》

部分トリートメント:消化不良や食欲不振に、胃のあたりに希釈オイルを塗り込む。

スキンケア:湿疹などの皮膚炎症に希釈オイルでケア(敏感肌にも使用可)

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