AEAJアロマテラピー検定1級2級範囲
原料植物名:ローズマリー
別名:マンネンロウ
科名:シソ科
学名:Rosamarinus offcinalis
産地:スペイン・チュニジア・フランス・モロッコ
抽出部位:葉
抽出法:蒸留法
特徴成分:ボルネオール・カンファー・ベルベノン・1,8-シネオール
備考:ケモタイプには使えない対象者がいるので注意
《植物のストーリー》
学名のRosamarinus offcinalis はラテン語で「海のしずく」という意味を持つ。聖母マリアが青いマントをローズマリーの木にかけたところ、白いローズマリーの花が青くなったという逸話から「マリアのバラ」とも呼ばれる。歴史的にみて広く利用されている植物の1つであり、古代エジプトのファラオの墓から乾燥したローズマリーが発見されている。古代ギリシャ・ローマでは結婚式の冠などに使われていた。
《香りの特徴》
3つのケモタイプがある。
Rosamarinus offcinalis ct 1,8-cineole (ローズマリーシネオール)
Rosamarinus offcinalis ct camphor (ローズマリーカンファー)
Rosamarinus offcinalis ct verbenone(ローズマリーベルベノン)
シネオールはマタニティ・授乳中・ベビー・シニア・高血圧の方には注意が必要。
カンファーとベルベノンはマタニティ・授乳中・ベビーには使用せず、シニア・高血圧の方 には注意する。
ローズマリーの樟脳に似た香りはボルネオールが含まれているため。活力が欲しいとき、集中力を高めたい時など、活動的な時間に使える精油です。また1,8-シネオールを含有しているので呼吸器系の不調時にも使える。
《利用法》
頭皮ケア:ヘアトニックとして
ハーブは肉料理に入れるだけ。ジャーマンポテトにも入れるだけで香りが移るので手軽。
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