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調香するということ

更新日:7月27日


こんにちは。アロマライフクリエイターのしずかです。


私はアロマセラピストという活動をしています。セラピストは癒すとかケアをする人を指す言葉です。私は精油・アロマを使って、心を整えセルフケア力を高めるサポートをしています。


過去に罹った病気がきっかけでアロマやハーブ療法に出会い、暮らしに取り入れたところ、症状が寛解しました。この経験から、初めは健康管理の一環として学び始めたことがセラピストへの始まりです。


アロマセラピーはボディーケアであるアロマトリートメントやアロマクラフト、ブレンドなど様々な手法で私たちの暮らしやカラダ、メンタルをサポートしてくれます。


今回はアロマを使って新しい香りを制作する上で大切にしていることを少しだけお話ししようと思います。

 

2つあるのですが、


1つは、香りのストーリーを感じる、ということ。


ブレンドの世界はなんでも混ぜればいいというわけではありません。映画や物語と同じように、主役がいれば脇役もいてお話は展開していきますよね。その脇役にも個性派がいたりまとめ役がいたり、いろんな役割を持った人たちでストーリーが進んでいきます。


それはブレンドの世界も同じ。メインの香りをより引き立てるにはどの精油がいいのか、日頃からそれぞれの精油の個性を感じアウトプットすることがより良いレシピ制作に役立ちます。


そしてもう1つ、ブレンドにテーマや目的を持たせること。それがなければ着地点がわからず香りもまとまりません。


私が新しいブレンドを作る時は利用目的やテーマのイメージから入ります。どういうシーンの香りなのか、そのシーンで見えてくる場面や風景に精油を当て香りを作ります。


アロマブレンドはブレンドしたての印象と時間が経過してからの印象は異なります。


例えるなら、ブレンドしたては、新学期のクラスのようにそれぞれ独立し緊張している様子。季節が流れるとクラスとしてまとまりが出てくるのは、面白いことにブレンドアロマと同じなんです。


なので新しいレシピ制作は時間がかかり、香りの仕上がりはすぐには予測できないのです。だから同じテーマでも何パターンがレシピを作り、その中でイメージと合うものを販売しています。納得いかなくてお蔵入りする香りもたくさん。


私が考案しているアロマブレンドは、そんな背景を持って皆様のお手元に渡っています。ぜひ香りの物語を感じてください。ブレンドアロマは《shop》からご覧いただけます。


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