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精油プロフィール 〜ネロリ〜

AEAJアロマテラピー検定1級範囲

原料植物:ビターオレンジ

別名:ダイダイ

学名:Citrus × aurantium

科名:ミカン科

産地:イタリア、チュニジア、フランス、モロッコ

抽出部位:花

抽出方法:水蒸気蒸留法

特徴成分:ネロリドール、ネロール

備考:

《植物のストーリー》

ネロリの原料植物、ビターオレンジは花だけでなく枝や葉からも精油が採れ、プチグレンという。同じ植物から採れる精油ですが香りは異なり、印象も異なる。ネロリといえば、ネロラ公国の公妃、アンナ・マリア。彼女は結婚を機に花の京都パリからイタリアへと移り住む。夫であるオルシニ公はお城周辺に自生していたビターオレンジの花から香りを抽出し愛するアンナへ贈った。アンナはその繊細で上品な香りを革手袋に移し愛用していたところ、当時の人々はアンナの手袋から漂う香りに感動し一躍有名になった。

《香りの特徴》

繊細さを感じさせる爽やかなフローラル。柑橘の花ということもありほのかな苦味も。心を落ち着け安定させることが得意。イライラや不安からくる寝つきにくさ、動悸、高血圧の方は芳香浴に。神経を穏やかに整えることから感受性が強く傷つきやすい時にお守りとして近くに置いておくと便利。


《利用法》

ロールオンアロマ:希釈オイルで芳香浴

セルフケア:希釈オイルでセルフトリートメント


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