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心が整わない時、身体はどうなっているか

  • 2月20日
  • 読了時間: 4分

なぜ“考えても整わない日”があるのか


答えは、すぐに見つかるものではありません。


人生は、ゲームや漫画みたいな急展開は起こりにくい。

多くの場合、いろんな角度からの経験や気づきが集まって、

ある日ふっと、点がつながる。


あるいは、

ゆっくり、時間をかけて理解できるようになる。


そういうことのほうが、圧倒的に多い。


だから、

人生に急展開を期待する人ほど、疲れやすい。


気づかせてくれるきっかけは、

必ずしも「自分にとって都合のいいこと」ではありません。

むしろ、しんどいことの方が多いのが現実。


でも、結局のところ、

その“しんどさ”が、後になって

「良い経験だった」と刻まれる人がとても多い。


人から見て羨ましがられる人ほど、

見えないところで、誰よりも泥臭く動いている。


人はそれぞれ、

置かれている立場なりの苦労を抱えているのです。


だから、

人を羨ましがるよりも、

「どんなことをして、そこにたどり着いたんだろう?」

と考えを巡らせることの方が、

人生をよくしていく上では、ずっと大切。


…とはいえ。


そう頭ではわかっていても、

「考えてもどうにもならないこと」が大半の人生で、


そしたら、

「じゃあ、どうしたらいいの?」

って、嘆きたくなる日も、ありますよね。


ここで多くの人がつまずくのは、

“考える”ことで何とかしようとしてしまうこと。


でも実は、

心が整わないときほど、

問題は「思考」ではなく、身体側に出ていることが多いのです。



心が整わないとき、身体では何が起きているか


心が整わないとき、

身体では主にこの3つが乱れています。


① 自律神経が乱れている

自律神経は、

・活動モード(交感神経)

・休息モード(副交感神経)

の切り替えを担っています。


心が整わないときというのは、

ほとんどの場合、

ずっと“緊張モード”に入りっぱなし。


本当は休みたいのに、

身体は「戦っている」状態のまま。


するとどうなるかというと、


  • 眠れない

  • 休んでも疲れが取れない

  • 些細なことでイライラする

  • 不安が止まらない


こんな状態が続きます。


これは「気の持ちよう」ではなく、

完全に身体の反応。


② 呼吸が浅くなっている

心がしんどいとき、

ほとんどの人は無意識に呼吸が浅くなっています。


呼吸が浅いと、


  • 酸素が脳に届きにくくなる

  • 思考が固まりやすくなる

  • 視野が狭くなる

  • 余裕がなくなる


つまり、

考えれば考えるほど、詰まっていく状態。


「考えても整わない日」というのは、

実はもうこの時点で、

“考えられる身体状態”じゃなくなっていることが多いんです。


③ 筋肉がこわばっている

心が緊張しているとき、

肩・首・背中・顎・お腹…

あらゆる場所の筋肉が、無意識に固まります。


筋肉が固まると、


  • 血流が悪くなる

  • 冷えやすくなる

  • 感覚が鈍る

  • 身体の“声”が聞こえなくなる


つまり、

「感じる力」そのものが弱くなる。


感じられなくなると、

何が嫌で、何が心地いいのかも、わからなくなってくる。


これが、

「自分の気持ちがわからない」

「何がしたいかわからない」

という状態につながっていきます。



だから「考える」より「整える」が先になる


ここまでをまとめると、


心が整わないときというのは、

✔ 自律神経が乱れ

✔ 呼吸が浅くなり

✔ 筋肉がこわばり

“考えられない身体”になっている状態。


そんなときに、

「もっと考えよう」

「前向きになろう」

とするほど、苦しくなるのは、ある意味当然です。


だからこそ、

“考える”よりも先に、

“整える”が必要なタイミングがある。



香り・鍼・タッチ・温度がなぜ効くのか


香り、鍼、タッチ、温度。


これらが効く理由は、

思考を通さずに、直接“身体側”に働きかけるから。


  • 香り → 脳の感情中枢にダイレクトに届く

  • 鍼 → 自律神経と血流に直接アプローチする

  • タッチ → 筋肉の緊張をゆるめる

  • 温度 → 副交感神経を優位にする


これらはすべて、

「考えなくても、勝手に整い始める」ルート。


だから、


考えてもどうにもならない時ほど、

香りやタッチ、五感を整えることで、


✔ 視野が少し広がり

✔ 感覚が戻り

✔ 新しい気づきが入る“余白”が生まれる。


整ったからこそ、

ようやく

「考える余地」が戻ってくるんです。



整うとは、答えを出すことじゃない


整うというのは、

何か答えを出すことではありません。


“考えられる状態に戻ること”。

“感じられる状態に戻ること”。


それだけで、

人生はまた、少し動き出せる。


もし今、

「考えてもどうにもならない」

と感じているなら。


それは、

あなたがダメなのではなく、

今は“整えるタイミング”なだけ。


そして整えるための入り口は、

案外とてもシンプルなところにあります。


—— 香り、触れること、あたたかさ、呼吸。


そこから、

あなた自身の回線は、また静かにつながっていきます。


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心が整わないとき、身体から整えることが必要なように、

自分軸もまた「考える」より「感覚から整える」ことで戻ってくることがあります。

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