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なぜ精油に虫除け作用があるのか。

更新日:2025年11月21日

私は、1人目の子どもが生まれてから特に、「肌につけるものの成分」が気になるようになりました。


ベビー用品のパッケージには《オーガニック》《◯◯フリー》といった表示が多く並びますが、成分を調べていくと、実際には多くの添加物が使用されていることに気づきます。


そこから私は、できるだけ自然由来・ナチュラルな成分のものを選ぶようになりました。


とくに虫除けスプレーに含まれる「ディート(忌避剤)」が気になる方は多いはず。


厚生労働省は一定の条件下で安全としていますが、使用ルールが細かく定められています。また、海外の研究ではディートの神経系への影響を示唆する報告もあり、データ自体に不備はあるものの “グレーゾーン” と感じる方も少なくありません。


私自身もその一人で「より自然で、天然成分だけで作られた虫除け」を探すようになりました。


■なぜ植物は“香り成分(精油)”を作るのか?

精油は、植物が自ら作り出す芳香成分です。

動物のように移動できない植物は、この香りを使って自分の生存戦略を実現しています。


  • 甘い香りで昆虫を呼び寄せ、受粉を助けてもらう

  • 熟した果物の香りで鳥を誘い、種子を遠くに運んでもらう

  • 葉を守るため、苦味・刺激のある成分で虫を遠ざける

  • カビや細菌から身を守るため、抗菌作用を持つ香りを作る


植物は何万年も前から、香りを“命をつなぐツール”として使ってきました。

だからこそ、精油には生命のエネルギーがぎゅっと凝縮されている──

アロマセラピーとは、その叡智を私たちが借りる自然療法なのです。



■虫除けに役立つ精油の代表例

すべての精油に虫除け効果があるわけではありませんが、一般的に忌避作用が知られているのは以下の精油です。


  • シトロネラ

  • ゼラニウム

  • レモンユーカリ

  • ラベンダー

  • ミント

  • レモングラス

  • ベチバー

  • レモン(ゴキブリ対策として有名)


精油の魅力は「1本の精油が複数作用を持つ」こと。

たとえば夏の汗が気になる時は、


  • ミント → 肌をクールダウン

  • レモングラス → 消臭

  • ラベンダー → 肌の整え・香りの調和


この3つをブレンドするだけで「虫除け × デオドラント」を兼ねた夏の万能アイテムになります。



■“マニュアル通りにいかない”のが精油の本当の面白さ

香りは、人によって体感が大きく変わるため

「この悩みには絶対この精油!」とは言い切れません。


だからこそ、

  • 基本知識を知っておく

  • 自分の感覚や直感を信じる

  • 香りを通して体の声を聞く


こうした積み重ねが、自分に合った精油を見極めるコツになります。



■虫除けジェルという新しい選択肢

虫除けアイテムといえばスプレーが定番ですが、

実は「コロナ禍で余っている消毒ジェル」もとても優秀な基材になります。


● スプレーのデメリット

・塗りムラができやすい


● ジェルのメリット

・塗布範囲がわかりやすい

・肌に密着しやすい

・捨てるはずのものを再利用できて環境にも◎


ジェルで作る場合も、精油の“濃度”には必ず注意してくださいね。

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