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香りが育つまで。ブレンドアロマが生まれるプロセスと哲学

更新日:2025年11月21日


私はアロマセラピストとして、精油を使ったセルフケアと「心の軸を整える香り」を提案しています。


もともとは、過去の体調不良がきっかけでアロマとハーブ療法に出会いました。暮らしに取り入れるうちに症状が落ち着き、“香りは心と身体の回復のスイッチになる” と実感したことが、今の活動へと繋がっています。


アロマセラピーは、トリートメントからアロマクラフト、ブレンドデザインまで幅広い領域で、日々の暮らしやメンタルの土台を整えてくれるもの。その中でも私は 「香りをデザインすること」 に強く惹かれ、今はブレンドづくりを中心に活動しています。


今回は、私が新しい香りをつくるときに大切にしていることを、少し共有させてください。



1|香りの中に “ストーリー” を感じること


ブレンドの世界は、ただ好きな精油を混ぜれば良いわけではありません。


映画や小説と同じように、香りにも 主役 がいて、

その主役を引き立てたり、広げたり、まとめたりする 脇役 がいます。


・主役の魅力を際立たせる香り

・まとめ役として全体を調和させる香り

・個性派としてアクセントをつくる香り


日頃からそれぞれの精油の個性に向き合い、

「この子はどんな役割を担えるだろう?」

と観察することが、良いレシピ制作に繋がります。



2|ブレンドには “目的” と “テーマ” を持たせること


テーマがないブレンドは、着地点が見えず、香りの軸も定まりません。


私は必ず 「どんなシーンで使ってほしい香りか」 を最初に決めます。


・どんな時に手に取る香り?

・どんな心の状態に戻すための香り?

・どんな風景や質感をまとわせたい?


浮かび上がる情景に精油を重ねながら、香りの物語をつくっていきます。



ブレンドアロマは “新学期のクラス” に似ています



ブレンド直後は、精油同士がまだ馴染まず、新学期のクラスのように「個々が独立」している状態。


ところが時間が経つと、お互いが落ち着き、クラスにまとまりが出てくるように、香り全体がひとつの世界観をつくり始めます。


だからこそ、レシピ制作には時間がかかりますし、同じテーマでも何パターンも作って比較します。

実際には、納得できなくてお蔵入りする香りもたくさんあります。


皆さまに届く香りは、その中で厳選された “物語のあるブレンド” です。


どうか、香りが紡ぐ小さな世界を楽しんでみてください。


Chamomilla Nature のブレンドアロマは《shop》よりご覧いただけます。

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