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ラベンダーと認知症予防|香りが神経の興奮を鎮める科学的根拠とは?

更新日:2025年11月21日

近年、テレビや雑誌で「アロマが認知症予防に良い」という特集を見ることが増えました。

“なんとなく身体に良さそう”というイメージはあっても、「具体的にどう良いのか?」と聞かれると答えられない方も多いのではないでしょうか。


精油の効果は、継続してはじめて働きます。

だからこそ 『根拠を知っていること』 = 続けやすくなる鍵 になるのです。


今回はAEAJアロマサイエンス研究所が紹介している、

認知症の高齢者を対象とした興味深い実験をご紹介します。



研究概要:ラベンダーとメリッサは興奮行動を抑える?

◆ 実験対象

  • 老人介護施設に入居し、過去に興奮行動のあった認知症高齢者 39名


◆ 使用精油

  • ラベンダー

  • メリッサ

  • 対照:ひまわり油


◆ 方法

精油を2滴垂らしたアロマシールを襟元に貼り、

1日2時間 × 2週間 使用。

ラベンダー → メリッサ → ひまわり油の順で切り替えて使用。


◆ 評価方法

  • CMAI(コーエンマンスフィールド焦燥評価票)

  • 攻撃的行動/非攻撃的行動の頻度を介護者が評価


ラベンダー精油をアロマシールで芳香した場合におり、認知症を発症している高齢者にはメリッサよりラベンダーの方が興奮行動の一部を低減する傾向が示唆された。


論文:Karen Watson, et al.(2019) A randomised controlled trial of Lavender (Lavandula Angustifolia) and Lemon Balm (Melissa Officinalis) essential oils for the treatment of agitated behaviour in older people with and without dementia. Complementary Therapies in Medicine 42 (2019) 366-373.




結果:ラベンダーが興奮行動を低減する傾向

実験では、

ラベンダーがメリッサよりも興奮行動の一部を低減する傾向

が認められました。


ラベンダーは「リラックスの香り」として有名ですが、
科学的にも “神経の昂りを鎮める働き” を持つことが示唆されています。


子どもの神経の高ぶりにも応用できる?

夜に眠れない、気持ちが落ち着かない、興奮が続く——

そんな時にもラベンダーは優しく寄り添ってくれます。


・寝つきが悪い

・感情が昂りやすい

・環境刺激に敏感


こういった時、部屋で静かにラベンダーを芳香するだけでも、

ふわっと心身の緊張がほぐれる可能性があります。



まとめ

  • ラベンダーは認知症の興奮行動を和らげる可能性

  • 神経の昂りを鎮める働きが科学的にも示唆されている

  • 子どもの興奮・夜の神経の高ぶりにも役立つ


ラベンダーは「ただの癒し」ではなく、脳と神経に働きかける“根拠ある香り” です。


香りの力を知ることで、日々のセルフケアがより確かなものになります。

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