カモミール精油の種類と違いをていねいに解説|ジャーマン・ローマン・ケープ・モロッカンの特徴まとめ
- 勝田 静佳

- 2022年3月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2025年11月21日
カモミールと聞くと「ジャーマン」と「ローマン」の2種類だけと思われがちですが、
実は ケープカモミール、モロッカンカモミール も存在します。
同じ“カモミール”でも、植物学的な種類・香り・作用が大きく異なるため、
目的に合わせて選ぶことで、香りの効果をより実感しやすくなります。
ここでは、4種類のカモミール精油の違いを分かりやすくまとめました。(随時更新)

1|ジャーマンカモミール
(ブルーカモミール)
精油の色:濃いブルー(アズレン)
学名:Matricaria recutita
一年草で草丈は60cmほど。
最大の特徴は、アズレン(カマズレン)を含む濃紺の精油色です。
作用・特徴
強い鎮静作用
皮膚炎・湿疹へのサポート
炎症を鎮める働きが期待される
ハーブティーにも使われる代表的な種類
薬理作用がしっかりしており、ローマンよりも“薬草”の印象が強め。
2|ローマンカモミール(ゴールド/コモンカモミール)
精油の色:淡い黄色
学名:Chamaemelum nobile
多年草で、草丈は20cmほど。匍匐性があるため、グランドカバーにも使われます。
作用・特徴
鎮静・リラックス
コラーゲン合成促進作用(文献あり)
スキンケア・メンタルケアに幅広く使用
甘く優しい香りでブレンドに取り入れやすい
📚 参考文献:アロマテラピー学雑誌14(1)27-36
やさしい香りと使いやすい作用で、チャイルドケア・高齢者にも◎
3|ケープカモミール
精油の色:淡いブルー
学名:Eriocephalus punctulatus
南アフリカの限られた山岳地帯に自生する、希少性の高い種類。
作用・特徴
穏やかな鎮静作用
乾燥肌・敏感肌のケア
感情の揺らぎ・不安に寄り添う
成分がマイルドなため乳幼児〜高齢者にも使いやすい
ローマンに近いやわらかい使い心地が魅力。
4|モロッカンカモミール(ワイルドカモミール)
精油の色:淡い黄色
学名:Ormenis mixta
近年注目され始めた新しい精油。
まだデータが少なく、研究が進行中の段階です。
作用・特徴(現段階)
穏やかなリラックス作用
スキンケアとしても軽度に利用
他の3種に比べると作用は控えめと言われる
今後の研究で情報が更新される可能性があります。
◼️どう選べばいい?
作用の強さ | 得意分野 | 対象
ジャーマン| 強い |炎症・皮膚トラブル |大人向け
ローマン | 中 |メンタル・スキンケア |乳幼児〜高齢者
ケープ | 中 |心の揺らぎ・スキンケア|乳幼児〜高齢者
モロッカン| 弱い |軽いリラックス |初心者・ライトな用途




コメント