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自分軸がない原因は、性格じゃない

  • 5月5日
  • 読了時間: 3分

今でこそ、自分軸の構造の話ができるようになりましたが、

かく言う私自身も、かつては「軸のない人」でした。


子どもらしくない子ども時代

「何がしたい?」と大人に聞かれても、

何をしたいかわからない。


親の陰に隠れて、押し黙っているだけの子どもでした。


外で遊びたい、

このおもちゃがどうしても欲しい、

お風呂に入りたくない、

今すぐおやつが食べたい


そんなふうに駄々をこねた記憶もなほどんどありません。


今、子どもを育てる立場になって、

初めて分かったことがあります。


人は、本来、軸を持って生まてきているはずだということ。

それを、大人になる過程で、どこかに落としてしまっているだけだ、と。



だから、今、軸がないと今悩んでいる人は、

持っていないのではなく、見失っているだけです。


自分軸がないと感じると、


・決められない

・人に流される

・本当はNOなのにYESと言ってしまう

・このままの自分でいいのかわからない


といった状態に陥りやすくなります。


けれど、これは性格の問題でも、意志の弱さでもありません。


・自信がないから

・自己肯定感が低いから

・強い意志を持てないから

・ブレない信念がないから


そう思われがちですが、

これは、結果であって原因ではありません。



私自身も含め、自分軸がないと悩む人には共通点があります。


・周囲をよく観察できる

・空気を読む力が高い

・求められる役割に応じてきた

・その場が回ることを優先してきた


その結果、「役割」を生きてきただけ。


それは、社会で生き抜くための生存戦略の一つでもあります。

だから、悪いことでも、否定するべきことでもありません。



では、なぜそれが自分軸がない」という感覚に繋がるのでしょうか。


・判断基準が常に外にある

・自分の欲求より、周囲の期待に応えたい


こういった物差しで生きていると、


自分が何が好きで、何を選びたいのかがわからず、

決める(決断する)ことそのものが怖くなっていきます。


その結果、決断を外部に委ねるようになり、

気づけば、


「誰かに相談したい、決めてほしい」

と言う状態に陥ります。


判断や決断には、必ず「責任」が伴います。


余談ですが、

文句の多い人は、責任を持つことが怖い人でもあります。


判断するために情報を集め、参考にはするけれど、

最終判断を下すのは自分。

責任を引き受けるのも自分。


そうわかっている人は、簡単に文句は言いません。


責任を伴うとわかっている人は

簡単に文句を言いません。


責任を伴うと分かっているからこそ、

真剣に情報を集め、

それが自分に合うかどうかを精査し決めるのです。


話が逸れましたが、


自己犠牲の強いこと、

自分と他者との距離が溶けている関係、

勢いに流されること、

関わり方を選べない構造


これらすべては

自分軸がないのではなく、

軸を使って判断する余裕がなかった状態に過ぎません。



ではどうすればいいのでしょうか。


自分軸を無理やり作ろうとすること。

強く主張しようとすること。

いきなり変わろうとすること。


これは、やらないでください。

疲れるだけですし、

自分軸を整える方向がずれています。


まず必要なのは、

「自分軸がない」という認識そのものを見直すことです。


ないのではありません。

使う余裕がなかっただけ。


だから、埋もれてしまっているだけ。


その事実に気づくことが、

自分軸を取り戻す最初の一歩になります。


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