自分軸が揺らぐとき、何が起きているのか
- 5月10日
- 読了時間: 3分
前回の記事でお伝えした
「自分軸は埋もれて見失っているだけ」という話を読んで、
少し安心した方、
腑に落ちた方
それぞれだいらっしゃると思います。
とはいえ、現実生きていると、
また揺れているな。
流されたな。
そんなふうに、
反省してしまう場面もあるかもしれません。
自分軸が「ない」のではなく「見失っているだけ」だと分かっていても、揺れる。
けれど、それは後退ではありません。
「自分軸が整えば、ブレなくなる。」
「一度見つけたら、ずっと安定する。」
もし、そんなイメージを持っているとしたら、
それは少し誤解です。
自分軸は、状況に応じて揺れるもの。
たとえるなら、免震装置のようなものです。

特に、自分軸がまだ整いきらないフェーズでは
よく揺れます。
その理由は、大きく3つあります。
①関係の前提が、以前と変わっているから。
②判断を、自分に戻し始めているから。
③判断を代行していたものが消え、空白が生まれるから
①関係の前提が変わると、
周囲の期待と、自分の位置がズレます。
距離を取り始めたり、
役割を降りたりすると、
これまでと同じ関係性ではいられなくなる。
そのズレが、「揺れている」と感じる一因になります。
②判断を自分に戻し始めると、
誰かに決めてもらえなくなります。
正解がわからない。
自分で考える時間が増える。
慣れないことをすれば、不安が増えるのは当然です。
③そして、もう一つ大きいのが「空白」です。
役割で生きていた時は、
「私がやるしかない」
誰かの期待に応える生き方をしていた時は、
「こうして欲しいよね」という空気がありました。
それらはすべて、
判断を自分以外に預けられている状態でもあります。
距離をとり、役割を降りると、
その「判断を代行してくれていたもの」が消えます。
その結果。
何を選ぶか。どう動くかが。
すべて自分に戻ってくる・
この“判断が戻ってきた状態”を、
「空白」と感じて、揺れるのです。
揺れるから、だめだとか、未熟なわけではありません。
むしろそれは、自分軸を使い始めた証拠です。
ここで不安になり、
以前の役割に戻ったり、
忙しさで先延ばしにしたり、
誰かの正解にすがってしまうと
一時的には楽だけど、
また同じ場所に戻ってしまいます。
この揺れている時に大切にしてほしいことがあります。
・早く安定しようとしないこと
・正解を決めにいかないこと
・感情だけで判断しないこと
「今は揺れるフェーズなんだ」と、
そう認識していれば大丈夫です。
揺れは、軸がないサインではなく、
軸が動き始めたサインなのです。




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